保護者の負担軽減 児童ホームに弁当提供する実証実験

保護者の負担軽減 児童ホームに弁当提供する実証実験

 夏休みなどに児童ホームを利用する保護者の負担を軽減しようと、千葉県成田市は民間事業者と共同で弁当を提供する実証実験を行うこととなりました。

 成田市役所では協定の締結式が行われ、成田市の小泉一成市長と弁当の宅配サービスなどを展開する「ワタミ」の肱岡彰彦常務執行役員が協定書を取り交わしました。

 この協定は小学校の夏休みなどで児童ホームを利用する保護者の弁当作りの負担の軽減を図ることを目的としています。

 協定の締結式で小泉市長は「この実証実験が実りあるものとなり子育て支援策のより一層の充実を図ってまいります」と挨拶すると、肱岡常務執行役員は「子どもに喜んでもらえるような美味しいお弁当を提供したいと思っています」と抱負を述べました。

 実証実験は市内すべての児童ホーム35施設を利用する人を対象に、2023年の夏休みから始まり、有料で希望する児童ホームに配達されることになっています。

ワタミ株式会社 肱岡彰彦 常務執行役員
「ワタミの宅食事業部は女性社員が多く、女性の社会進出を強く意識している。その中で社員の声からこのニーズが高いのは感じていた、これからもっと力を入れていきたい」

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