ソフトバンクとニデック、 HAPS 向け軽量・高効率・高信頼性のモータを共同開発

このモータはソフトバンクの子会社であるHAPSモバイル株式会社(以下「HAPS モバイル」)が開発したHAPS向け無人航空機「Sunglider(サングライダー)」の要求仕様にも適合しているという。 今回開発したモータは、ソーラー発電のみでHAPS向け無人航空機の長時間飛行を可能にする軽量・高効率・高信頼性と、成層圏の低圧環境においても安定した性能を実現する高い放熱性を実現した。 また、ニデックが精密小型モータの開発で培った磁気回路設計技術が生かされている他、磁界強度を最大化させるための磁石配置の最適化や、信頼性向上のために磁石をローターに密閉する特殊設計、性能を向上させる独自のモータの組み立て方法など(特許出願済み)が採用され、軽量ながらトルク密度12.5N·m/kgを実現した。 今後ソフトバンクとHAPSモバイルは、今回開発したモータのように、HAPSの商用化実現に向けたさまざまな要素技術の開発を引き続き行い、誰もがいつでも、どこでも安定したネットワークにつながる社会と情報格差のない世界を目指し、HAPS事業を推進していくとしている。

▶︎ソフトバンク

▶︎ニデック

© 株式会社プロニュース