中央電視台が李長官にインタビュー

就任から間もなく1年を迎える李家超・行政長官はこのほど中国中央電視台(CCTV)のインタビューを受けた。6月27日の香港メディアによると、李長官は過去1年を振り返り「仕事の意義は重大に感じ、積極的であると同時に慎重でなければならない。1つ1つの決定がすべて700万人余りの香港住民に影響するから」と述べ、政策措置を検討する際はいずれも意見を聞いて、市民の要求に呼応するとの姿勢を示した。一部の国は中国に対して友好的でなく、民間には香港と中国の発展を破壊し、1国2制度の成功を望まない者がいると指摘。「社会は全体的に平穏になったものの破壊勢力はまだ諦めておらず、さまざまな領域で破壊が試みられている」として、香港は国家の安全面で警戒を高めなければならないと強調。加えて破壊勢力の「ソフトパワー」は常に犯罪のレッドラインの下で動いているため、さらなる警戒が必要だと指摘した。

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