ラグビー代表、浦安合宿打ち上げ W杯へ「防御面でかなり成果」

ラグビー日本代表の合宿で、調整する姫野(中央左)とリーチ(同右)=千葉県浦安市

 ラグビー日本代表は29日、ワールドカップ(W杯)フランス大会(9月開幕)に向けて千葉県浦安市で行っていた合宿を打ち上げた。タックル向上に重点を置き、代表強化を担当する藤井ディレクターは「防御面でかなり成果が出ている。体も痛かったと思うがよく頑張った」と総括した。

 この日は練習の一部が報道陣に公開され、実戦形式で攻守の動きを磨いた。12日に始動して最初の合宿となり、30日に終える予定だったが疲労を考慮して1日短縮。代表経験の浅い選手も多く、戦術の共有にも時間を割いた。

 拠点を宮崎市に移して7月3日から練習を再開し、8日から国内で5週連続の実戦が始まる。

ラグビー日本代表の合宿で、練習を見守るジョセフ・ヘッドコーチ=千葉県浦安市

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