平和公園と、真珠湾攻撃の歴史を伝えるハワイ・パールハーバー国立記念公園の間で「姉妹協定」が結ばれました。
この協定は2つの公園が、太平洋戦争の当事者間の相互理解や平和推進を目指す点で共通しているなどとして、G7広島サミットをきっかけにアメリカ側からの提案で実現したものです。
平和公園が「姉妹公園協定」を結ぶのは初めてで、今後は両公園の資料を活用した企画展などが検討されています。
広島市・松井一実市長
「戦争の始まりと終えんの地に関係する2つの公園が姉妹公園として提携するものであり、未来志向で平和を求めることができる存在であるという象徴になると考えている。」
協定をめぐっては、被爆者団体らが「唐突」だとして締結の保留を求めていました。