宿泊先の広島市のホテルで机を投げつけ壁を壊すなどしたとして、警察は29日、暴力団組員の男を逮捕しました。
建造物損壊と器物損壊の疑いで再逮捕されたのは、広島市中区流川町の指定暴力団・共政会流川の組員の男(33)です。
警察によりますと、男は6月10日午前7時50分ごろ、宿泊先の広島市中区のホテルに設置されていた木製のデスクと袖机を投げつけて壁を損壊。さらに、電子レンジと空気清浄機を投げつけて壊した疑いが持たれています。
調べに対し、男は「認めます」と供述しているということです。
通報を受けた警察官が付近を捜索。約1時間後に広島市中区宝町の路上でもめ事を起こしていたところを発見しました。男は、警察官(29)から職務質問を受けた際、腹を蹴ったとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。