私募債で小学校に機材寄贈 大型モニターなど30万円相当 「子どもたちの未来のために」/岡山・真庭市

岡山県津山市の津山信用金庫(松岡裕司理事長)は28日、同銀行のSDGs私募債の発行記念式典を同県真庭市の草加部小学校で行った。安田工業所(同所、安田浩章代表取締役)が発行した総額は1億円。

同私募債は、無担保社債として信金中央金庫の財務手続きを経て23日に発行し、津山信用金庫が社債の引受人となった。お金は5年後に定められた償還日に一括返済される。

信用金庫が受け取る手数料の一部を地域のSDGs(持続可能な開発目標)達成のために活用。安田工業所などは、教育用機材として75インチの大型液晶テレビモニターと設置台(約30万円相当)を購入し、草加部小に贈った。

式典には5、6年生計10人も出席。松岡理事長は「SDGsへの取り組みに理解をいただき感謝する。貴社が子どもたちの未来と地域を応援していることが伝わるはず」と安田代表取締役に記念の盾を贈呈した。

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