JR東海バス(名古屋市)は7月22日から、JR名古屋駅と福井県坂井市三国町、あわら温泉を結ぶ直行高速バス「あわら☆東尋坊みくに号」の実証運行を始める。運行は11月26日まで。
来春の北陸新幹線県内延伸に伴い、名古屋からの特急しらさぎが敦賀止まりになり、乗り換えが必要となることから利便性低下が懸念される。代替の交通手段として、通常運行も視野に高速バスの可能性を探る。
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昨年12月~2月に第1弾として実証運行した「名福ライナーみくに号」は、越前がにのシーズンに合わせ実施。今回は夏場の乗車率を検証するとともに、中長期的な運行に向けたニーズを掘り起こす。
運行は金~日曜、祝日。JR名古屋駅を出発し、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅や東尋坊、越前松島水族館を経由し、休暇村越前三国までを1日1往復する。運賃は片道大人3500円、小学生以下半額。
JR東海バスの担当者は「地域に根ざすバスとして利用されるようになっていければ」と話していた。