東証、午前終値は3万3058円 米国株下落受け、売り注文が先行

 30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超え、節目の3万3000円を割り込んだ。前日の米国株式市場で有力ハイテク企業の銘柄が相次いで下落したことを受け、売り注文が先行した。ただ、外国為替市場の円安ドル高進行で、下げ幅を縮める場面もあった。

 午前終値は前日終値比175円15銭安の3万3058円99銭。東証株価指数(TOPIX)は17.25ポイント安の2279.00。

 このところ株価上昇が目立っていた半導体製造の関連銘柄に当面の利益を確定する売りが出て、平均株価を押し下げた。

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