土石流被害 熱海市伊豆山地区の「走り湯 午の湯源泉」の復旧工事が完了「通湯式」

土石流災害で被害のあった熱海市伊豆山地区の「走り湯 午の湯源泉」の復旧工事が完了し30日、「通湯式」が行われました。

伊豆山の「走り湯」は海に向かってお湯が飛ぶように走り落ちたことからこの名がついた温泉で、日本三大古泉に数えられています。

「走り湯」の源泉のひとつ、「午の湯」源泉は一昨年7月の土石流災害で源泉が土砂に埋まり温泉が止まってしまったため地元の温泉組合が中心となって去年8月から復旧工事を進めてきました。

30日の通湯式には地元の観光関係者らが集まり神事のあと復旧した源泉をお披露目、温泉が出ると拍手をして祝いました。

伊豆山地区ではおよそ100ある源泉のうち15の源泉が土石流の被害を受けましたがこれで5つの源泉が復旧したという事です。

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