月刊『ミュージック・ライフ』誌で名物企画だった、読者による人気投票「ML READER’S POLL」。1976年から1位を独走したクイーンの前にグループ部門で1位だった意外なバンドとは？ レッド・ツェッペリン？ ディープ・パープル？ 答えは、意外かもしれないが、エマーソン・レイク＆パーマー（以下、ELP）なのだという。 1975年の人気投票グループ部門では、2位がレッド・ツェッペリン、3位がクイーン、4位がイエスと続き、10位以内にはピンク・フロイド、フォーカスがランクインするなど、当時、プログレッシヴ・ロックの人気が高かったことを窺い知ることができる。特にELPの人気は凄まじく、キーボーディスト部門ではキース・エマーソンがぶっちぎりで1位だった。前置きが長くなりましたが、ここからが本題。 契約の調整で、日本語版の発売が遅れていた『グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン』が遂に発売される。キング・クリムゾン、ELP、エイジア、リンゴ・スター・バンドとロックシーンのメイン・ストリートを歩み続け、残念ながら2016年、69歳で逝去。ベーシストとしても素晴らしいが、その憂いを帯びた歌声に魅了された方も多いことだろう。
今回、『グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン』の発売を記念して、ディスクユニオン全店では、購入特典としてポストカードをプレゼント。珍しく、ギブソン・レスポールを持つグレッグの雄姿。1972年7月、嵐の中、後楽園球場で行なわれた来日公演からの貴重なワンショットだ（撮影：長谷部宏）。詳細はこちら。
