愛媛伝統の麦みそをPR 「麦みそ食文化の日」

日本の食卓に欠かせない「みそ」。
愛媛伝統の「麦みそ」をPRしようという取り組みが始まりました。
愛媛県庁の食堂。調理に使われているのは、普段のみそより甘い愛媛の食卓に欠かせない「麦みそ」です。

製造している県内の事業者が、6月30日を語呂合わせから「麦みそ食文化の日」として記念日登録しました。
これにあわせ、県庁の食堂など4つの店で30日から「麦みそ」を使ったメニューの提供が始まりました。

こちらは「絹かわなすの麦みそチーズ焼き」定食。
県産のナスや鶏肉とともに麦みそが楽しめます。

お昼時になると次々と客が訪れ、麦みそのメニューを味わっていました。

(来店客)
「家でもたまに麦みそ買ったりするけれど、みそ汁ぐらいしかしていないのでナスにあえているのもおいしい」

「麦みそ」を製造している事業者によりますと、全国で生産される「みそ」のおよそ8割を「米みそ」が占める中、「麦みそ」は3.8%と珍しく、県は、「麦みそ」文化をPRし、消費を促進したい考えです。

県庁の食堂の「麦みそ」メニューは、7月7日まで提供されます。

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