【露天風呂盗撮グループ】リーダー格の男に実刑判決 静岡地裁

全国各地の露天風呂で入浴中の女性を盗撮したなどとして、18道県の条例違反に問われた盗撮グループのリーダー格の男について、静岡地裁は30日、懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは茨城県行方市の無職の男(51)です。判決によりますと、被告は2021年までに全国各地の露天風呂で盗撮を繰り返し、18道県の迷惑防止条例違反の罪に問われています。

30日の判決で静岡地裁は「常習性は著しく、山の中から高性能なカメラを使った計画性の高い犯行で厳しい非難は免れない」。さらに「施設の利用者の不安や不快感、悪影響は無視できない」などと指摘し、懲役2年10か月の実刑判決とデジタルビデオカメラ1台、単眼鏡1本の没収を言い渡しました。

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