欧州のオフシーズン恒例、Jリーグクラブを訪れる「謎の練習生」たち。今年も各クラブを賑わせている。
ヴィッセル神戸では古橋亨梧がファンの温かい拍手で迎えられた。
そうしたなかで、特に豪華な面々が出没しているのが川崎フロンターレだ。
まずは5月25日、カタールでの最初のシーズンを終えて帰国し、日本代表の活動に前にした谷口彰悟が登場。
翌月には、田中碧が現れ…。
その翌日には、三好康児、川島永嗣との3ショットをクラブハウスで披露した。
ここまでで昨年のカタールワールドカップに日本代表として出場した選手が3名…。
しかもアントワープとの契約が切れた三好もこのあと、イングランド2部バーミンガム・シティへの加入が発表された。
そして、極めつけが今週。
なんとバイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表の10番、セルジュ・ニャブリが麻生グラウンドでトレーニングを行ったのだ。どういうこと??
完全にプライベートでの来日で練習場所を川崎が提供したということらしいが、これぞまさに「謎の練習生」!川崎の選手やスタッフにとっては大きな刺激となったに違いない。
メーカブーを抱っこしながら良い笑顔まで見せてくれたニャブリは、1995年7月14日生まれの27歳。
イングランドのアーセナルでプロとなり、2016年に移籍したヴェルダー・ブレーメンでブレイク。翌2017年にバイエルンへ移籍し、昨季はリーグ戦全試合に出場、チームトップの14ゴールをあげてブンデスリーガ11連覇に貢献した。
カタールワールドカップではドイツ代表の10番を背負い日本と対戦している。
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そんなニャブリを擁するバイエルンと川崎は、来月日本で対戦予定。試合は7月29日(土)に国立競技場で行われる。