夏の訪れ告げる風物詩「夏越祭」 都心の夜空を花火が彩り 空鞘稲生神社

夏の訪れを告げる「夏越祭」が空鞘稲生神社(広島市)で開かれました。40年以上も続く花火も打ち上げられ、訪れた人を楽しませました。

夏越祭は、これからの暑い夏を元気に過ごせるよう祈念する祭りで、毎年6月29日に開かれています。浴衣やじんべいを着た人たちの姿もあり、多くの人でにぎわいました。

境内の大きな釜で沸かした湯を使っておはらいをする神事も…。「お湯立て式」と呼ばれ、本殿の中だけでなく、訪れた人たちもお湯がふりまかれていました。

訪れた人たち
「心から清められた気分になります」
「とても元気になりました。健康で平和で安全に暮らしていければと思います」

祭りの見どころの1つは、40年以上も続く花火です。神社近くの川沿いにも親子連れなどが空を見上げました。

花火を見た人たち
「こんなに近くで見れるのも初めて」
「きれいだった」
「子どもが喜んでくれたのでよかった」
「すごく近くて大きい花火だったから、すごく楽しかった。みんなマナーが良くて、やさしい広島の人たちでうれしかった」

およそ70発の花火が広島の空を彩り、訪れた人たちを楽しませていました。

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