サミットの円卓で味わう絶品 各国首脳に提供メニューを特別アレンジ 広島サミット会場のホテルで7月から

広島の食材を世界にアピールしたメニューの公開です。G7広島サミットで提供されたメニューをわたしたちも楽しめることになりました。

中根夕希 キャスター
「G7広島サミットのメイン会場となったグランドプリンスホテル広島です。あれから1か月以上経っているんですが、各国の国旗やG7広島サミットのプレートがあるなど、今もまだ当時の余韻が残っています」

そして今回、さらにサミットの雰囲気を味わったもらおうと企画されたのが、『特別アレンジメニュー』です。料理を担当したのは、福山市出身でもある 下井和彦 総料理長です。

西武・プリンスホテルズワールドワイド 下井和彦 総料理長
「瀬戸内海の魚の良さをすごくわかっていたので、最初に思いついたのがアクアパッツァ」

ふるさとの味が、メニュー作りに生かされたようです。中根キャスターも試食しました。

まず1品目は、『毛蟹のロワイヤル雲丹と宮崎キャビア添え』です。

中根キャスター
「ん~これはおいしい。自然と笑みがこぼれます。見た目にも華やかで。ぽつぽつと浮いた感じで?」

下井和彦 総料理長
「最初の1皿目なので目を引く感じで作りました」

続いては、『広島サーモンのマリネ 活け帆立貝のコンフィ アスパラガスシャルロットとスモークのクリーム エディブルフラワーの庭園風』

中根キャスター
「鮮やかですね。思わず写真を撮りたくなる。SNSに載せたくなる。(首脳の)みなさんは英語で表現をされたと思います。まさに『Smooth and so delicious』な一品です」

中根キャスター
「とても上品なサーモンに、それがなんか洋風の感じも。すごくおいしいです。チーズだと思ったんですけど、チーズではないんですね」

下井和彦 総料理長
「スモークのリキッド入れたクリーム」

中根キャスター
「食べた瞬間の味と、かんでいくと変わる…」

下井和彦 総料理長
「合わさったときにどういう味になるか計算して」

中根キャスター
「食べたことのない味で、すごくおいしかったです」

今回提供されるアレンジメニューは、2種類です。サミット1日目にスカイラウンジ『トップオブヒロシマ』で提供されたワーキング・ランチのメニュー。

もう1つは、2日目の社交夕食会で提供されたメニューです。こちらは、G7各首脳が実際に会議で使用したテーブルと椅子で料理を楽しむことができます。

下井和彦 総料理長
「各国の首脳と同じ雰囲気で、どういう思いをはせて食べたのかを想像しながら、ローケーションも感じなら食べてほしい」

『G7広島サミット開催記念特別アレンジメニュー』は、2週間前までの予約制で、7月7日から提供されます。

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