古橋亨梧は高過ぎる? セルティックの要求は45.8億円、OBは能力評価も「彼に払う人がいるだろうか」と懸念

[写真:Getty Images]

セルティックの日本代表FW古橋亨梧(28)だが、移籍金がネックとなりステップアップは難しい可能性があるようだ。

今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップでは27ゴールを記録してリーグ得点王に輝いた古橋。チームも国内3冠を達成し、古橋は年間最優秀選手にも選ばれるなど、充実したシーズンを過ごした。

そのセルティックはアンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムに引き抜かれて退任。信頼を置く古橋は、トッテナム行きの噂が浮上していた。

その他にもプレミアリーグのクラブやブンデスリーガのクラブが関心を寄せていたが、セルティックもエースを手放す気はなく、移籍金を2500万ポンド(約45億8000万円)に設定している。

しっかりと実績を残しているだけに、実力は評価されているものの、年齢や2025年夏までの残り契約を見越した場合、高過ぎるという見方が強いとのこと。トッテナムはセルティックの要求には応じないと見られている。

イギリス『フットボール・インサイダー』は、セルティックOBのフランク・マカベニー氏の見解を伝え、移籍金が高いとの見解を示した。

「彼を獲得する唯一のチームはトッテナムだけだろう。それはアンジェがいるからだ」

「彼は良い選手だと思うが、プレミアリーグでは軽過ぎるかもしれない」

「スコットランドで自分の居場所を見つけたと思う。彼はイングランドでもゴールを決めるだろうが、彼に2500万ポンドを支払う人がいるだろうか?私には分からない」

実力を認めながらも、移籍金の高さには疑問を投げかけたマカベニー氏。クラブは日本で休暇を過ごす古橋が戻ってきた際に、新契約を提示するとのこと。果たしてどのような結末を迎えるだろうか。

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