ヒザの重傷から復活したベテラン2名は5大会連続W杯出場、17歳FWや病気克服の選手も…女子W杯開催国のニュージーランドがメンバー発表!

[写真:Getty Images]

ニュージーランド・フットボール(NZF)は30日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に臨むニュージーランド女子代表メンバーを発表した。

自国開催となるW杯に向けたメンバーは23名。男子とは異なり、今回が5大会連続6度目のW杯出場となる。

しかし、過去1度も勝利を挙げたことがなく、グループステージ敗退が続くニュージーランド。参加チームが増えたこと、そして自国開催ということもあり、初勝利、そして初のグループステージ突破を目指す戦いとなる。

そのメンバーにはベテラン勢もしっかりと名を連ね、DFリア・パーシバル(トッテナム)、DFアリ・ライリー(エンジェル・シティ)、MFアナリー・ロンゴ(無所属)は5大会連続のW杯出場となる。

33歳のパーシバルはこれまで同国最多の161試合に出場し14ゴールを記録。35歳のライリーは152試合2ゴール、31歳のロンゴは127試合で15ゴールを記録している。なお、パーシバル、ロンゴはヒザに重傷を負っていたが、復活してメンバー入りを果たした。

なお、10名が初のW杯出場に。17歳のFWミリー・クレッグも選ばれ、初のW杯に臨むことに。また、DFレベッカ・ストット(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)は2021年3月に八景球内のリンパ球がガン化するホジキンリンパ腫であることを発表。現在は寛解し、見事にメンバー入りを果たした。

ニュージーランド女子代表は、7月20日にノルウェー女子代表と初戦を戦い、同25日フィリピン女子代表、同30日にスイス女子代表と対戦する。

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