台本や絵コンテずらり 本木監督常設展始まる 高志の国文学館

展示された資料に見入る来館者=富山市の高志の国文学館

 富山市の高志の国文学館は30日、常設展の展示替えを行い、特別コレクション室で「富山と映画 映画監督・本木克英特集」が始まった。本木監督(同市出身)が手掛けた映画の撮影台本や絵コンテなどの資料22点が展示された。

 会場には、同館の室井滋館長が出演した「大コメ騒動」の撮影台本や富山がロケ地となった「釣りバカ日誌13」の絵コンテなど撮影資料、「空飛ぶタイヤ」で受賞した第42回日本アカデミー賞優秀監督賞のトロフィー、今年公開された「シャイロックの子供たち」のパンフレットやデザイン画など並び、映画制作の奥深さを伝えている。来年6月下旬まで。

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