ユムティティがバルセロナと契約解除! 今夏にフリーで新天地へ

[写真:Getty Images]

バルセロナは6月30日、元フランス代表DFサミュエル・ユムティティ(29)が双方合意の上で契約を解除し退団すると発表した。

ユムティティは2016年夏にリヨンからバルセロナへ移籍。加入後の2シーズンは主力としてプレーし、24歳で臨んだ2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でもフランス代表の主力として優勝するなど、順風満帆のキャリアを歩んでいた。

ところが、2018-19シーズンに左ヒザのケガで離脱を余儀なくされたことをキッカケにキャリアに陰りが。復帰後もケガを繰り返して満足にプレーできず、昨年8月にレッチェへレンタル移籍していた。

レッチェでもハムストリングの負傷で2月のセリエA2試合を欠場するなど、ケガとの共存は避けられなかったが、出場した試合では優れたパフォーマンスを続け、セリエAで25試合に出場。クラブからの信頼は厚く、クラブ規模が小さいレッチェの中では飛び抜けた経験値を持つ選手であり、若手DFの教育にも一役買っていた。

バルセロナは、退団するユムティティに対して「バルセロナはユムティティに感謝の意を表し、今後の幸運と成功を祈る」と、感謝のコメントを残している。

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