知事は0円、平均76万8229円…埼玉県職員に夏のボーナス支給、前年比1.7%増 新規採用職員も初ボーナス

埼玉県庁=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 埼玉県は6月30日、教員や警察官を含む県職員6万4236人に夏の期末・勤勉手当(ボーナス)を支給した。行政職の1人当たり(平均42.0歳)の平均支給額は76万8229円(2.2カ月分)で前年同期より1万3048円(1.7%)増えた。

 前年同期の支給月数は2.15カ月分だったが、昨年10月の人事委員会勧告を受けて引き上げられた。支給総額は515億5297万円(前年同期比2.8%増)だった。

 知事は特例条例により期末手当を支給されず、前年同期に引き続き0円。副知事3人はそれぞれ271万3095円(前年同期267万1987円)が支給された。

 新規採用職員の支給額は高卒が11万5361円、大卒が13万9174円。

 県議会議員(93人)は期末手当のみで支給総額は1億6980万円(前年同期1億9218万円)。県議1人当たりの平均支給額は182万5824円(同218万3903円)で、今年4月の統一地方選で当選した新人らは在職期間率が約3割となり、前年の総額や平均額を下回った。議長は273万7020円、副議長は243万780円だった。

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