ジェジュン 13年前突然この世を去ったパク・ヨンハさんのお墓参りを報告「ずっと輝いていてね」

日本でも活躍中のキム・ジェジュンが自身のインスタグラムを更新し、13年前に突然この世を去ったパク・ヨンハさん(享年32歳)のお墓参りへ行ったことを報告した。

ジェジュンは、パク・ヨンハさんの眠るお墓とその空を動画で撮影し投稿。「今日は雨が降ってるよ、お兄さん…世界も人々も波乱(はらん)万丈で急速に変化しているけど、みんな笑顔を絶やさず自分の場所を守ってる。空の星になったヨンハ兄さんのことを、僕たちが今のこの場所でずっと覚えていられるように、明るく輝き続けてね、また会いにくるから、兄さん。見つめ合う星と星は遠く離れていても、いつも近くにいるから」とつづっている。

パク・ヨンハさんは、俳優・歌手として活躍。2002年にドラマ「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンの恋敵役を演じると、日本でも一躍「韓流スター」の一人となった。

絶大なる人気を誇り、順風満帆の芸能生活を送っているかのように見えたのだが、2010年6月30日に自宅で遺体で発見される。当時、実父が末期の胃がんを患っていたこと、その介護疲れや事務所経営のストレス、日本活動に対する国内の誹謗(ひぼう)中傷などが原因ではないかと報じられた。火葬場には日本からも多くのファンが訪れ、現地メディアは自殺の一報以上に、これを大きく報道している。

生前、故人と親交のあったジェジュンは、お墓参りを欠かさず行っている。日本の「韓流ブーム」をけん引した者同士、人知れぬ思いを共有し合う、心のよりどころ的存在だったのだろう。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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