日光二荒山神社に夏そば奉納 きょうから新そばまつり 日光手打ちそばの会

日光夏そばを神職に手渡す我妻会長(前列左から2人目)ら

 【日光】市内のそば店でつくる「日光手打ちそばの会」は6月30日、今年最初に収穫した新ソバでつくった日光ブランド認定品「日光夏そば」約50人前を山内の日光二荒山神社に奉納した。瀬川の日光だいや川公園で1、2日に開催する「日光夏の新そばまつり」で一足早く夏そばを提供する。

 半年間のけがれをはらう神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」に合わせ、毎年この時期に奉納している。拝殿で執り行われた神事には同会のメンバー5人が参列。神前にそばを供え、玉串をささげるなどした。

 今年は豊作で、寒暖差があったことから香りや甘みがあり、例年以上に良い出来だという。我妻一義(わがつまかずよし)会長は「今年は生育に良い環境で、とてもおいしい夏そばになった。期間限定のそばをご賞味いただきたい」と話した。

 そばまつりは両日とも午前10時~午後3時。同会加盟店では、約30店が8日から売り出す。

© 株式会社下野新聞社