人口減少進む町に誘客を 「イソマチマルシェ」にぎわう 鹿沼

南押原小の校庭で開かれたイソマチマルシェ

 【鹿沼】人口減少が進む磯町への誘客を図るイベント「イソマチマルシェ」が6月25日、南押原小の校庭で開かれた。200メートル南側の磯山神社で開催中の「あじさい祭り」と相乗効果を発揮し多くの来場者でにぎわった。

 20~50代の地元有志でつくる「磯GO!みらいの会」が主催。今年1月から毎月、同神社駐車場を会場として開催していたが、あじさい祭り期間中の今回は特別に同校を会場とした。

 市内外の飲食店や子供服のフリーマーケットなど13のブースが並んだ。同校児童が駄菓子の売り子を体験したブースは開始約1時間で完売となる人気ぶりだった。母親と訪れた同校2年中沼玲乃(なかぬまれの)さん(7)は「お店がいっぱいで楽しい」と話し、かき氷を頬張っていた。

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