長崎・島原市職員が無免許で運転 更新忘れ、減給処分

 長崎県島原市は6月30日、運転免許を失効したまま公用車や自家用車を約7カ月間、運転したとして、市農林水産部耕地水産課の男性技師(25)を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
 市によると、技師は2022年10月の免許更新を忘れ、運転を続けていた。今年5月8日、同市有明庁舎の敷地内で公用車を運転し接触事故を起こして無免許が発覚した。免許期限切れから発覚まで公用車を約90回運転したという。
 再発防止策として同市は、公用車を運転する職員の運転免許証を年度初めに確認するよう検討している。

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