「人生最後の社会貢献」として注目 “遺贈寄付”普及へ掛川市が金融機関などと協定締結

遺言により財産の一部を寄付する「遺贈寄付」の普及を目指し掛川市は金融機関などと協定を結んだ。

遺贈に関する協定は掛川市が島田掛川信用金庫、静岡銀行、また遺贈を支援する日本承継寄付協会と締結した。

「遺贈寄付」とは遺言により特定の個人や団体などに財産の一部を寄付するもので「人生最後の社会貢献」として注目されています。

一方で、認知度が低いことや遺言書の作成など専門的な対応が必要なことから、市は金融機関や支援組織と共に相談窓口の設置や制度の周知を行っていくという。

掛川市は「遺贈寄付が地域貢献のひとつとして広がることを期待している」と話している。

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