災害時には避難道路に 呉市天応宮町 

5年前の西日本豪雨で大きな被害が出た呉市の天応宮町で災害時に避難道路になるよう設計された道路が完成しました。

呉市の天応宮町で完成したのは長さ135m、幅4mの市道です。

呉市が被災した家屋の跡地の一部を買い取るなどして去年8月から整備を進め先月末に完成しました。

町内にある幅が狭かった道路も拡幅し、救急車などの緊急車両も通れるようになりました。

住民「この宮町地区は70ぐらいあった所帯がいま33所帯だから(道路ができて)家が建って人通りが多くなりにぎやかになると思う」

この地区は5年前の西日本豪雨で近くを流れる大屋大川が氾濫し複数の家屋が浸水。地域の安全性を高める備えが必要とされていました。

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