FW北川航也の劇的決勝弾で清水エスパルス3試合ぶり白星 ジュビロ磐田、藤枝MYFCともにホームでドロー【明治安田生命J2リーグ第23節速報】

明治安田生命J2リーグ第23節は7月1日、全国で9試合行われ、静岡県勢は7位の清水エスパルスが後半アディショナルタイムにFW北川航也の決勝点で、V・ファーレン長崎を3-2で下しました。5位・ジュビロ磐田は2位大分トリニータと1-1、10位の藤枝MYFCはレノファ山口と0-0で引き分けました。

清水3‐2長崎【終了】磐田1‐1大分【終了】藤枝0‐0山口【終了】

前節、ブラウブリッツ秋田相手に痛すぎる敗戦を喫した清水エスパルスは、ホームIAIスタジアム日本平でV・ファーレン長崎と対戦。清水は前半14分、MFカルリーニョスジュニオ、さらに28分にはMF乾貴士のゴールで2-0とし、前半を折り返します。

しかし、後半16分にフアンマ、23分には元清水・澤田崇にゴールを許し、追いつかれてしまいます。このまま引き分けかと思われたアディショナルタイム、清水はDF北爪健吾が右サイドからふわりとしたクロスをあげると、乾がダイレクトではたき、反応したFWチアゴサンタナがシュート、ボールはクロスバーに阻まれますが、このボールをFW北川航也が詰め、これが決勝点。3試合ぶりの勝利を挙げた清水は勝ち点を35とし、プレーオフ圏内6位のヴァンフォーレ甲府との勝ち点差は2となりました。

前節、ヴァンフォーレ甲府と引き分け、連勝が止まった5位ジュビロ磐田はホームヤマハスタジアムで2位大分トリニータと対戦。磐田は0対0で迎えた前半42分、大分・松尾勇佑にゴールを許します。早く追いつきたい磐田は後半19分、DF鈴木雄斗がMFドゥドゥのパス交換からゴールを決め同点とします。その後も大分ゴールを攻め立てますが、決勝点は奪えず、ホームで2試合連続の引き分け。それでも勝ち点1を積み上げ、順位を暫定4位としました。

前節、アウェーで秋田に快勝し、連勝を狙う藤枝MYFCはホーム・藤枝総合運動公園サッカー場でレノファ山口と対戦。藤枝は幾度もサイドを起点に攻撃を仕掛けますが、2試合連続無失点の山口ディフェンスを崩し切れず、0-0に終わりました。

【明治安田生命J2リーグ第23節=IAIスタジアム日本平:9,900人】

清水エスパルス(勝ち点35)3-2V・ファーレン長崎(勝ち点38)

<得点者>

【清】カルリーニョスジュニオ、乾貴士、北川航也

【長】フアンマ、澤田崇

【明治安田生命J2リーグ第23節=ヤマハスタジアム:9,517人】

ジュビロ磐田(勝ち点38)1-1大分トリニータ(勝ち点42)

<得点者>

【磐】鈴木雄斗

【分】松尾勇佑

【明治安田生命J2リーグ第23節=藤枝総合運動公園サッカー場:1,614人】

藤枝MYFC(勝ち点32)0‐0レノファ山口(勝ち点24)

<得点者>

【藤】なし

【口】なし

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