硫黄山県道 開放中止1カ月 火山ガス濃度基準超え続く

 霧島連山・硫黄山周辺の県道小林えびの高原牧園線(県道1号)について、県が沿道の火山ガス濃度が高まったとして、土、日曜日の通行開放の中止を発表して1日で1カ月となった。県によると、火山ガス濃度は依然として立ち入り規制基準を超える状態が続く。鹿児島地方気象台は「硫黄山周辺の噴気の活発化が影響している」と分析している。

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