返還26周年で記念レセプション

7月1日は香港返還26周年の記念日となり、特区政府は午前8時に湾仔の金紫荊広場で国旗・区旗掲揚式を行った後、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで記念レセプションを開催した。2日付香港各紙によると、掲揚式とレセプションには李家超・行政長官が政府高官を率いて出席したほか、梁振英・全国政協副主席、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の鄭雁雄・主任、駐香港国家安全公署の李江舟・副署長、外交部駐港特派員公署の劉光源・特派員、そのほかゲストらが出席した。

レセプションでは2つの地元楽隊がアカペラと銅管楽演奏で特区成立25周年のテーマソング『前』と香港の懐メロ広東語ソング『獅子山下』を演奏。その後、国歌斉唱が行われた。李長官はスピーチで昨年の習近平・国家主席が香港で発表した重要講話を振り返り「1国2制度は何ら変更する理由がなく、長期的に堅持しなくてはならない」と指摘。過去1年の間に香港は新型コロナ禍から脱却し、すでに中国本土と出入境を再開し、国際的にもつながり「香港はすでに正常化の高速道路の上を全速力で前進している」と強調した。

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