株主優待に配当金も!ひと粒で2度おいしい7月の【欲張り銘柄】3選

6月に入り、日本株は何かに覚醒したかのように連日の上昇し、経済ニュースでは33年ぶりの高値と連呼。そんな中でも、目立って上げているのが商社株です。いわゆるバフェット銘柄ですね。

商社以外にも高配当目柄が物色されており、そして今回は7月に権利月の配当金も株主優待もバランスが良く、筆者も長期で保有している「欲張り銘柄」を3つ紹介します。


ティーライフ(3172)

ティーライフは、静岡県島田市に本社があり、自社企画の健康茶のプーアール茶、メタボ茶、化粧品、サプリメント、雑貨などをネットやカタログで販売する会社です。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.7月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.自社商品の買物に利用できるクーポン券が贈呈されます。

株主優待利用の場合、全商品を対象に送料無料が適用されます。

画像:ティーライフ「株主様専用 優待特選商品」より引用

筆者は毎回、ルイボスティー(101個入り)を選択、爽やかで非常に飲みやすいく、カフェインフリーということもあり気に入っています。

ウエスコホールディング(6091)

ウエスコホールディングは総合建設コンサルタント会社で、設計、調査、測量、地質調査など、官公庁向けが主体。また水族館特化の子会社も設立し、香川県にある四国水族館を運営しています。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.7月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.自社運営の施設招待券が贈呈されます。

四国水族館、アトア入場券のどちらか1施設のみ利用可能となります。

画像:ウエスコホールディングス株主優待(筆者撮影)

瀬戸内海と言えば渦潮が有名ですが、四国水族館の見どころの一つとして、世界最大級の渦潮を再現。水槽の下からのぞく渦潮は圧巻です。一方でアトアは水槽、音、光がシンクロした劇場型アクアリウムのエンターテインメントショーが見もの。

モロゾフ(2217)

モロゾフは、1931年に神戸市で創業した高級洋菓子メーカーで、日本にバレンタインデー広めた会社でもあります。チョコレート・キャンディ・焼菓子・クッキー・デザートなどの詰合せなどデパートではお馴染みですよね。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.7月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有年数に応じて自社製品、割引優待券が贈呈されます。

画像: 100株(3年未満)の株主優待品、モロゾフ「株主優待制度」より引用

なお株主優待品は、チョコレートが溶けなくなる11月下旬に届きます。


2023年も既に半年が過ぎ、2024年には新NISAがスタートします。それを見据えてなのかわかりませんが、日本株マーケットが大賑わいとなっています。株主優待と配当金のダブルで貰える銘柄が大のお気に入りの筆者保有の銘柄も、波に乗って上昇基調となっています。

今回紹介した3銘柄の配当金は増配傾向の上、株主優待もあるひと粒で2度おいしい銘柄です。NISA口座での運用なら「非課税」と言うことで、ひと粒で3度おいしい銘柄となります。配当金や株主優待に興味がある方は、NISA口座での運用も検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事に掲載している情報は2023年6月末日時点のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
※本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。

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