新防空システムに参加意向 永世中立のオーストリア

 【ウィーン共同】オーストリアのネハンマー首相は1日、ロシアによるウクライナ侵攻で「脅威が高まっている」として、ドイツなどが進める新しい防空システムに参加する意向を表明した。オーストリアは欧州連合(EU)に加盟しているが、北大西洋条約機構(NATO)には非加盟で永世中立を掲げている。

 オーストリアが参加の意向を示したのは「欧州スカイシールド・イニシアチブ」。ネハンマー氏は、領空を守ることにつながると強調し、オーストリアの参加について協議が行われていると説明した。

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