上海ー那覇便、3年4カ月ぶり再開 中国東方航空 観光客ら177人が来県 沖縄

 中国東方航空の上海―那覇便が1日、3年4カ月ぶりに再開した。那覇空港国際線到着ロビーでは同日、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)関係者や那覇観光キャンペーンレディなどが、横断幕や記念品などとともに再開初便で到着した観光客ら177人を歓迎した。

 那覇―上海路線は新型コロナウイルスの影響で2020年2月29日に運休となっていた。今後、毎日1往復で運航する。

 OCVBの下地会長は「中国本土便の復便は大変うれしい」と受け止めた。その一方で「国際線受け入れに対する人手不足やビザ(査証)の問題、団体旅行の規制などの点から、相互交流にはもう少し時間がかかる」と話した。

 上海から家族で観光に訪れた馮夏さん(35)は「沖縄に来るのは2回目だ。古宇利島やアメリカンビレッジに行くのが楽しみ」と笑顔で語った。

(與那覇智早)

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