7月1日付で共同通信の那覇支局長に就任した内海努さんと、離任した儀間朝浩さんが6月29日、あいさつで琉球新報社を訪れた。
内海さんは1998年10月から2001年4月まで那覇支局で勤務。沖縄県知事選などの取材に当たった。官邸担当など政治部を経て、整理部長から2度目の那覇支局勤務となる。米軍基地問題に加え、沖縄には南西諸島防衛の問題ものし掛かっているとし、「自衛隊配備など驚くような速さで進み、政権の動きに危うさも感じる。現場の記者と共有しながら気を引き締めて全国へ発信していきたい」と述べた。
県出身者で初めて同社の那覇支局長を務めた儀間さんは東京に戻り、事業局の勤務となる。「本社を巻き込んで復帰50年の報道ができた。地元の友人たちとも交流できてよかった」と約3年の勤務を振り返った。
（座波幸代）
