照ノ富士、腰痛も軽症を強調 影響感じさせず、計10番

伊勢ケ浜部屋で稽古し、宝富士(右)と相撲を取る照ノ富士=名古屋市

 大相撲名古屋場所(9日初日・ドルフィンズアリーナ)で2場所連続優勝を狙う横綱照ノ富士が2日、名古屋市瑞穂区の伊勢ケ浜部屋で稽古し、部屋の関取衆と計10番取った。前日の稽古中にぎっくり腰になったことを明かしたが、影響を感じさせない動きを見せ「ちょっと痛みが走ったくらい。まだ1週間ある」と軽症を強調した。

 翠富士に5戦全勝とし、宝富士には3勝2敗。宝富士得意の左四つ十分に組ませる場面もあり「いろいろ試すのが稽古」と説明した。両膝にも不安を抱える中、じっくりと調整を進めており「毎日、体と相談しながらという感じ。いつものことだ」と自然体で話した。

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