7・1前に住宅内「武器庫」を摘発

香港警察は7月1日の返還記念日を控えネット上で扇動的なメッセージを発表している者がいることに留意し、将軍澳の住宅にある「武器庫」を摘発した。7月1日付香港各紙によると、警察の東九龍総区重案組は先に収集した情報の分析に基づき、ある者が将軍澳の住宅に大量の武器を蓄えていることを突き止め、6月29日夜に翠林邨の物件で家宅捜索を行った。模造銃7丁と多数の刀や斧を押収し、41歳の内装職人を逮捕した。逮捕者が武器を保管していた動機は調査中で、7月1日の返還記念日に関連している可能性もあるとみている。フェースブックでは2000年から絶えず反政府的なメッセージや「光復香港 時代革命」のスローガンを発表している者がおり、今年6月27日にはギリシャ文字で「光復香港 時代革命」のスローガンを発表している者がいた。警察は捜査によって将軍澳の住宅で武器を保管している者がいることを突き止め行動を起こした。

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