ブックフェアが19~25日に開催

新型コロナ禍後初めての「香港書展(ブックフェア)」が7月19~25日に香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催される。6月30日付香港各紙によると、主催者の香港貿易発展局(HKTDC)は今年の来場者数が昨年の85万人を上まわると予測。今年は大人入場料が15年ぶりに値上げされ、これまでの25ドルから30ドルとなる。HKTDCの張淑芬・副総裁は、物価上昇と大量のアルバイトを雇わなくてはならないことから入場料値上げを決定したと説明。ただし入場券の半券を持っていればさらに2回入場することができることとなる。子供の入場料は10ドルで据え置き、3歳以下と65歳以上は無料となる。展示書籍の事前審査はなく、展示してはならない書籍リストもなく、下品や暴力の書籍でなければ一律歓迎という。「香港運動消閑博覧」「零食世界」も同時開始され、3つの展示会で合わせて30カ国・地域余りから760社余りが出展するとみられる。

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