バルセロナ、18歳の逸材ギュレル獲得に前進か… デコ氏の動きにより交渉が本格化

[写真:Getty Images]

バルセロナがフェネルバフチェのトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)の獲得に向け、動きを加速させているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

2019年からフェネルバフチェの下部組織に在籍し、2021年に16歳の若さでトップチームデビューを飾ったギュレル。昨季は公式戦35試合に出場し、6ゴール7アシストを記録した。

“トルコのメッシ“とも呼ばれているこの逸材に対しては、バルセロナだけでなくレアル・マドリーやミラン、ドルトムントといったクラブも関心を示している。

そんな中、まもなくバルセロナのスポーツディレクターに就任する見込みのデコ氏はギュレル争奪戦に介入することを決断したという。すでにイスタンブールへと飛び、ギュレルやその家族に会い、バルセロナが考えている将来のプロジェクトについて説明したとのこと。また、フェネルバフチェのアリ・コチュ会長とも会談したようだ。

バルセロナはギュレルの契約解除金1750万ユーロ(約27億6000万円)の一部を支払い、フェネルバフチェに1年間レンタルすることを考えている。ギュレル本人は環境を変えることを望んでいるようだが、バルセロナのためにもう1年間フェネルバフチェでプレーすることも十分考えられるようだ。

スペイン『フットボール・エスパーニャ』によると、スペイン人ジャーナリストのジェラール・ロメロ氏はデコ氏がギュレル獲得に向けた大筋合意を勝ち取ったと伝えている。このままバルセロナが争奪戦を制し、未来への投資を成功させることになるのか。

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