“胸ロゴ”は歌手エド・シーラン!イプスウィッチ、「音楽×フットボール」の23-24新ユニが登場

イングランド2部のイプスウィッチ・タウンとキットサプライヤーのUmbroは1日、2023-24シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。

イプスウィッチは22-23シーズンのEFLリーグ1(実質3部相当)を2位となり、5シーズンぶりに2部チャンピオンシップへの昇格が決定。その2部を戦う23-24シーズンモデルの胸スポンサーは、イプスウィッチのサポーターでシンガーソングライターのエド・シーランだ。

Ipswich Town 2023-24 Umbro Home

イプスウィッチ・タウン 2023-24 Umbro ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは、クラブにとって伝説的のユニとも言える1999-2001モデルに着想を得たデザイン。

2部に所属していた99-00シーズンはプレーオフの末にプレミアリーグ昇格を勝ち取り、翌00-01シーズンはそのプレミアを5位でフィニッシュという快挙を成し遂げた。そんな2シーズンでのユニがよみがえる。

胸の不思議なロゴマーク「+–=÷x TOUR」。これは「マセマティックス・ツアー」と読み、2022年4月から現在も開催中のエド・シーランのワールドツアー名。日本の音楽メディアでは“数学ツアー”と紹介することが多い。

ユニ姿も披露したエドはイプスウィッチの熱狂的なサポーターとして有名で、これまでスタジアムでのユニフォーム姿がたびたび英国メディアに報じられてきた。そのクラブとの胸スポンサー契約は21-22シーズンから3季連続となる。

Ipswich Town 2023-24 Umbro Away

イプスウィッチ・タウン 2023-24 Umbro アウェイ ユニフォーム

鮮やかなオレンジが印象的な23-24新アウェイユニフォームは、ホームと同じくプレーオフの末にプレミア昇格を決めた99-00シーズンのキットに着想を得ている。

オレンジのキットは、敵地でのボルトン・ワンダラーズ戦で重要なゴールを決めたプレーオフ準決勝での記憶がよみがえる。

23-24ユニフォームは、売り上げから2ポンド(約366円)が慈善団体「ダービー・リマー MND財団」に寄付される。

この財団は、ブラッドフォード・シティやボルトン・ワンダラーズでプレーした元選手スティーブン・ダービー氏と退役軍人のクリス・リマー氏による、難病のMND(運動ニューロン疾患)患者を支援する団体。2人ともMNDを患い闘病中だという。

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エド・シーランの胸スポンサーにも注目が集まる23-24シーズンの各ユニフォームは、クラブの公式オンラインショップで販売中。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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