小川航基も着る?オランダ1部NEC、23-24新ユニフォームは懐かしき「90年代スタイル」

FW小川航基(横浜FC)の獲得が濃厚となっているNECナイメーヘン(ナイメヘン)。

ここでは5月2日に発表となった2023-24シーズンの新ホームユニフォームを、過去の代表的なユニと併せてご紹介したい。

22-23シーズンまではイタリアのLegeaと契約していたが、新ユニお披露目と同時にオランダのスポーツブランドRobey(ロベイ)との複数年のパートナーシップ締結が発表されている。

NEC Nijmegen 2023-24 Robey Home

NECナイメーヘン 2023-24 Robey ホーム ユニフォーム

クラブ初のRobey製となる23-24新ホームユニフォームは、レッドを基調に胸部のグリーンのボーダーにブラックの差し色という、クラブカラー3色による伝統のデザイン。

襟や袖口にもこの3色をストライプで上手く配し、なかなかの好デザインに仕上がっている。

オランダリーグに詳しい人はNECのユニにレッド&グリーンの半々(2トーン)を想像するかもしれないが、上から「赤-緑-赤」は80年代後半~90年代末期まで使用した懐かしのスタイル。Legeaがサプライヤーとなった17-18シーズンから復活している。

クラブ名のNECは“Nijmegen Eendracht Combinatie”の略称で、読み方も「エヌ・エー・セー」。エンブレムの左右両上に描いているのは鷲の頭部で、これはナイメーヘンの街の紋章に“双頭の黒鷲”が描かれていることに関係する。

クラブカラーは1900年の創設当時から「赤・緑・黒」だが、その由来については不明。ちなみにホームタウンであるナイメーヘンの旗は、赤黒2色を上下で均等に分ける2色旗を使う。

NECのユニフォームに絶対不変のスタイルはなく、時代によって様変わりする。

Filaがサプライヤーとなった2001-02シーズンに半々デザインが初登場(画像のユニは03-04モデル)。以降、16-17シーズンまでのほとんどで「赤緑の半々に黒袖」を採用していた。

2008-09シーズンはUEFAカップに出場し、グループステージでトッテナム・ホットスパーなどと対戦。この2トーンは2000年代以降のNECの象徴的なデザインとも言える。

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NECのクラブオンラインストアは現在改装中。この23-24ユニフォームは7月以降に購入可能となるようだ。

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