京都府舞鶴市長浜の海上保安学校で1日、学校祭「五森祭」が開かれ、地元の人などが練習船に乗船するなど同校の学生生活や訓練の一端に触れた。
学生自らが企画したイベントを通じて、海上保安学校や海上保安庁に親しんでもらおうと毎年実施しており、今年は約1700人が来場した。
新型コロナコロナウイルス対策として昨年まで行わなかった練習船みうらの乗船体験などが行われたほか、音楽隊の演奏やロープワーク教室もあった。
訓練用の手こぎボート・カッターのレースには、保安学校に加え海上自衛隊舞鶴教育隊や府立海洋高校のチームが参加し、多くの声援が送られていた。いとこに会いに家族で来たという男子児童(9)=京丹後市=も「カッターレースの観戦が楽しかった。息を合わせてこいでいるのがすごかった」と話していた。