メッツ・アロンソがホームラン・ダービー参戦 3度目の優勝狙う

ホームラン・ダービーの5人目の出場者はケン・グリフィーJr.に並ぶ3度目の優勝を目指す元王者に決まった。日本時間7月3日、2019年と2021年にホームラン・ダービーを制したピート・アロンソ(メッツ)が今年もホームラン・ダービーに出場することが決定。ホームラン・ダービー史上、3度優勝したのはグリフィーJr.(1994年、1998年、1999年)だけ。昨年は準決勝で新星フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)に敗れて3連覇を逃したアロンソが、自身4度目となる出場で歴代最多タイの3度目の優勝を目指す。

アロンソはメジャーデビューした2019年にホームラン・ダービーに出場していきなり優勝。この年はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の記録を塗り替える新人史上最多のシーズン53本塁打をマークしたが、ホームラン・ダービーを制した新人はそのジャッジに次いで史上2人目だった。また、メッツでは1986年にダリル・ストロベリーがウォーリー・ジョイナーとの同時優勝を経験しているが、単独優勝はこの年のアロンソが初めて。アロンソは2021年にも優勝し、史上3人目となる連覇を成し遂げた(2020年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で開催されず)。

そのアロンソが過去2度優勝の実績を引っ提げて、4大会連続となるホームラン・ダービーに挑むことになった。アロンソ以外には、地元シアトルでの優勝を目指すロドリゲス、4年ぶりの出場となるブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、初出場のムーキー・ベッツ(ドジャース)とランディ・アロザレーナ(レイズ)の4人がすでにホームラン・ダービー出場を表明。アロンソの参戦により、出場8人のうち5人が決定した。

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