「花巻リトルシニア」挑む全国 6年ぶり3度目、初戦突破を狙う

東北第3代表として、「全国1勝」に挑む花巻リトルシニアのメンバー

 花巻市などの中学生でつくる硬式野球チーム「花巻リトルシニア」(小原久一会長)は、8月1日に競技が始まるエイジェックカップ第51回日本リトルシニア日本選手権大会に出場する。全国の舞台に立つのは6年ぶり3度目。守り勝つ野球で切符をつかみ、攻撃力を高めて先輩たちが果たせなかった初戦突破を狙う。

 グラウンドに気合みなぎるかけ声が響く。花巻、北上、奥州、遠野各市などからメンバー40人が花巻市に集合。持ち前の守備力に加え、試合を想定しながら打撃面の強化に励んでいる。

 東北大会は山形県を主会場に6月に開かれた。上北さくら(青森県代表)との3回戦は先制を許し、最終回で無死満塁に追い込まれるも「守り勝つ野球」で4対3で勝利。青森山田と対戦した準決勝は2対7で敗れたが、東北第3代表として全国切符をつかんだ。

© 株式会社岩手日報社