パーオン率1位 クルーガーの4年ぶりVを支えた14本

4週前から新ドライバーを投入(撮影/和田慎太郎)

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(2日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)◇曇り(観衆3507人)

首位から出た37歳のジェイビー・クルーガー(南アフリカ)が「67」で回り、72ホールの大会最少ストロークを3打更新する通算23アンダー(265ストローク)で逃げ切った。

今シーズンのドライビングディスタンスは282.60yd(73位)とパワーヒッターではないが、「今週はピンまでの距離が思い通りに打てた」とショットの精度を武器に勝負。大会4日間でのパーオン率は88.889%で大会1位をマークした。

パーオン率は8割超えで大会1位(撮影/和田慎太郎)

クラブはタイトリストで揃えており、「新旧に関係なく、古くても自分の思い通りに打てるクラブを使っている」とUTは15年モデルのタイトリスト「816H1」を愛用している。1Wは4週前から投入した「TSR3」が好調で、最終日のフェアウェイキープ率は78.571%で9位。「ロフトが若干立っていて、自分には合っている気がする」と2019年「シンハン ドンヘオープン」以来のツアー2勝目を引き寄せた。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:タイトリスト TSR3(9度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI CK RED (重さ60g台、硬さTX)
フェアウェイウッド:タイトリスト TS2フェアウェイウッド(16.5度)
ユーティリティ:タイトリスト 816H1(19度、23度)
アイアン:タイトリスト T100 アイアン(5番-PW)
ウェッジ:タイトリスト VOKEY SM9 ウェッジ(50度)、タイトリスト VOKEY SM8ウェッジ(56度)、タイトリスト VOKEYウェッジワークスプロト(60度)
パター:オデッセイ ミルド・コレクションTX #6M
ボール:タイトリスト プロV1x

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