千葉県議会議員の2022年1年間の所得の報告書が公開され、1人当たりの平均は1700万円でした。
県議会議員の所得報告書は、資産公開条例に基づき公開されるもので、2023年4月1日現在、在職していた84人が対象です。
4月の県議選で初めて当選した議員は対象でない一方、引退や落選した元議員は含まれています。
チバテレの集計によりますと、2022年1年間の県議一人当たりの平均所得は1700万円で、前の年よりも91万円増えました。
前の年は、新型コロナ対策で給与を一部、削減していたのが主な要因です。
主な会派別の平均は、自民党が1879万円、現在は会派を解消した立憲民主・千葉民主の会が1535万円などとなっています。
個人で最も所得が多かったのは、酒井茂英氏の6397万円で、次いで山中操氏、小高伸太氏と、いずれも自民党の県議でした。
一方、知事や市長の所得報告書も公開されました。
このうち熊谷知事の所得は2354万円で、千葉市の神谷俊一市長は2066万円でした。