滋賀県野洲市教育委員会の西村健教育長は3日、野洲中学校の女性教頭が酒気帯び運転の疑いで摘発され、滋賀県教育委員会に懲戒処分された問題について改めて謝罪し、再発防止策を公表した。
元教頭は5月5日未明、近江八幡市の国道で車を運転中に反対車線の橋の欄干に衝突する事故を起こし、警察の検査で呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。6月20日付で懲戒免職処分を受けた。
西村教育長は「多くの生徒に迷惑をかけ、市民や県民の教育への信頼を裏切ったことを申し訳なく思う」と陳謝。再発防止のため、校長や教頭ら管理職を対象に守山署員を招いた飲酒事故防止研修の実施などを予定していることを説明した。