リンシェーピングFCのFW籾木結花が好調を維持している。
籾木は2日に行われたスウェーデン女子1部、ダーム・アルスヴェンスカンの第16節、ホームでのIKウプサラ戦に先発フル出場。リーグ戦今季7ゴール目をマークした。また、宝田沙織も先発出場し、85分までプレーしている。
ゴールレスで迎えた13分、右CKのキッカーを務めた籾木は、クリアボールに反応し、ボックス右角から左足のダイレクトで鋭いボールを供給。カティンカ・タンベリが触れなかったことでGKの虚を突く形となり、反応及ばずゴールに吸い込まれた。
前々節でも同じように、味方が触れば1点、触らなくても枠内へ向かうというクロスでゴールを挙げていた籾木。今回もGKの手前でショートバウンドする、相手にとってはいやらしく何かが起こる可能性の高い質のボールを蹴っている。
籾木は昨季のリーグ戦で海外リーグ戦でのキャリアハイとなる7得点をマークしており、それに並ぶことに。まだ10試合を残しており、二桁得点の可能性も非常に濃くなった。
なでしこジャパン元「10」番の左足で先制したリンシェーピングは、以降もゴールを積み重ね、4-0で快勝。首位と勝ち点「6」差との4位に付けている。
