【茂木】茂木の八雲神社で6月30日、夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)の茅(ち)の輪くぐりが行われ、参拝客が半年のけがれをはらい、無病息災を祈った。
社殿前に氏子がチガヤでしつらえた茅の輪を、8の字を描くように左、右と3回くぐる作法に従い、子どもの手を引いた家族連れなど参拝客が無病息災や延命長寿を願って次々に輪をくぐっていた。
夕刻には、地元町内のおはやしが響く中、露店も並んで一層にぎやかな参道に香ばしい香りが漂い、夏らしい風情が醸し出された。
4歳と2歳の長男、長女を連れて訪れた茂木、会社員井上尚樹(いのうえなおき)さん(45)は「毎年来ています。夏を健康に過ごせるように祈りました」と笑顔で話した。