新生卯辰14校激突 16日、金沢で全日本大学相撲選抜

全国大学選抜宇佐大会決勝で対戦する金沢学院大の大森(右)と日大の川渕=5月3日、大分県宇佐市総合運動場

  ●個人は112人出場、組み合わせ決まる

 16日に金沢市の県卯辰山相撲場で行われる第13回全日本大学選抜相撲金沢大会(日本学生相撲連盟、金沢市、北國新聞社、大会実行委員会主催)の抽選会が3日、金沢市の北國新聞会館で行われ、団体予選と個人戦の組み合わせが決まった。団体2連覇を目指す金沢学院大は予選で駒大、朝日大、明大と対戦する。

 日本学生相撲連盟が選抜した東日本10校、西日本3校の計13校に地元主催者推薦の金沢学院大を加えた14校が団体戦に出場する。個人戦には団体の14校と龍谷大から112人がエントリーした。

 抽選会に先立って開かれた第2回実行委員会で、運営委員長を務める東利裕金沢市文化スポーツ局長は「新しい卯辰山相撲場にふさわしい大会にしたい」とあいさつし、万全な運営を申し合わせた。

  ●金沢学院大2連覇狙う 東の日大、西の近大も軸

 団体戦は、2連覇を狙う金沢学院大、6月の東日本学生選手権を制した日大、西日本学生選手権覇者の近大を軸とした熱戦が期待される。

 日大は、200キロの巨漢・川渕一意(かずま)(金沢学院大附高OB)が好調だ。5月の全国選抜宇佐大会は決勝で高校の後輩である金沢学院大の大森康弘(2年)を撃破し、東日本選手権の個人戦も制した。

 金沢学院大は西日本選手権で団体2位に甘んじたものの、個人は池田俊(4年)が優勝、森田陽彦(1年)が2位、昨年高校相撲金沢大会を制したルーキー篠侑磨(1年)と可貴秀太(3年)が3位と上位を独占し、勢いに乗っている。

 近大はエース三田大生(4年)がチームを引っ張る。東日本選手権2位の東洋大は2度目の頂点を目指す。

 ◇1回戦

金沢学院大―駒   大

日 体 大―朝 日 大

日   大―明   大

拓   大―国士舘大

近   大―九州情報大

東 洋 大―法   大

東 農 大―中   大

 ◇2回戦

金沢学院大―朝 日 大

日 体 大―駒   大

日   大―国士舘大

拓   大―明   大

近   大―中   大

東 洋 大―九州情報大

東 農 大―法   大

 ◇3回戦

金沢学院大―明   大

日 体 大―国士舘大

日   大―駒   大

拓   大―朝 日 大

近   大―法   大

東 洋 大―中   大

東 農 大―九州情報大

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