大谷とアクーニャJr.が週間MVPも獲得 完全試合のヘルマンも同時受賞

日本時間6月27日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン14週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグは大谷翔平(エンゼルス)とドミンゴ・ヘルマン(ヤンキース)が同時選出、ナショナル・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が選出された。大谷はマイク・トラウトを抜いてエンゼルス史上トップとなるキャリア6度目の受賞、ヘルマンは自身初受賞、アクーニャJr.はキャリア4度目の受賞となっている。

直近3週間で2度目の受賞となった大谷は、7試合に出場して打率.417(24打数10安打)、リーグトップの6本塁打、7打点、OPS1.783と圧巻の活躍。日本時間6月28日の試合では投手として7回途中10奪三振1失点の好投、打者として2本塁打と圧倒的なパフォーマンスを披露してチームを勝利に導くと、翌日のゲームでも2日連続となる猛打賞を記録するなど勢いが止まらなかった。

同時受賞となったヘルマンは、日本時間6月29日のアスレチックス戦で完全試合を達成。9回を99球で投げ切り、“マダックス”達成のオマケつきでの快挙となった。ヘルマンはデービッド・コーン、デービッド・ウェルズ、ドン・ラーセンに並ぶチーム史上4人目の完全試合達成者となり、これによりヤンキースはホワイトソックスをリードして、完全試合達成回数メジャートップとなった。

大谷とともに月間MVPと週間MVPの同時受賞となったアクーニャJr.は、6試合に出場して打率.474(19打数9安打)、5本塁打、7打点、4盗塁、OPS1.916と手が付けられない状態で、チームの週全勝に大きく貢献。2試合で先頭打者ホームランを放つなどリードオフマンとしてチームを牽引し、現在21本塁打、39盗塁とメジャー史上初の30本塁打・60盗塁を視界に捉える活躍を披露している。

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